日本耳鼻咽喉科学会と金杉英五郎 日本耳鼻咽喉科学会発行 ”日本耳鼻咽喉科学会百年史”より
耳鼻咽喉科学会草創より戦後までの歩み
独立科としての耳鼻咽喉科診療 としての 耳鼻咽喉科診療と「 東京耳鼻咽喉科会」の発足
明治25年4月、ドイツより帰朝した金杉英五郎は、同年5月海軍軍医高木兼寛の経営する東京病院で
耳科、鼻咽喉科の診療を開始し、9月東京慈恵医院医学校において、耳科、鼻咽喉科の講義をはじめた。
また、12月東京市日本橋区久松町40に東京耳鼻咽喉科病院を開業、翌明治26年2月19日、同志7名とはかって「東京耳鼻咽喉科会」を結成した(事務局:東京耳鼻咽喉科医院内)。これが日本耳鼻咽喉科学会創立のはじめである。
金杉英五郎は、日本医学図書館設立した。